そして、黒帯の人ってどのくらい強いの?
このように、空手の黒帯を持っている人はすごいというイメージがあったりしますが、実は黒帯を取ることは割と簡単です。
この記事は黒帯に対する疑問にお答えしていきます。
本記事の内容
・空手の黒帯を取る難易度についての解説
・黒帯の人の強さの考察
・あなたも黒帯を目指せます
空手歴20年以上の私は、これまで多くの空手家が黒帯になるまでの過程を見てきました。
その経験上、空手の黒帯は運動が苦手な人でも取得することができるものだと思います。
結論からいうと、黒帯を持っていること自体は大したことではありません。
そこで今回は「どうやったら黒帯が取れるのか」と「黒帯を持っている人の強さ」をわかり易く解説しようと思います。
そもそも、空手の帯の色にはどういった意味があるのかについては、「空手の帯の色にはどんな意味があるのかを徹底解説!」で解説しています。
※当サイト「SORUSH!!」は伝統派空手(スポーツ空手ともいわれる)を専門で取り扱っています。
伝統派空手とはオリンピック種目になった空手です。
空手黒帯ってすごいのかを徹底解説します!
筆者が空手を始めたのは幼稚園の頃で、小学校3年生で黒帯を取得しました。
しかし、特に難しかったという記憶はありません。
空手の黒帯習得は数年の期間は要しますが、難易度は割とイージーなのです。
黒帯を取得する生徒は多い
道場に通い始めるとわかりますが、カラフルな帯をしていると黒帯が羨ましくなるものです。
空手を習う理由はひとそれぞれですが、黒帯をまずは一つの目標としている生徒が多いです。
結論からいうと、継続していれば黒帯の取得はほぼ誰でもできます。
そのため、空手が合わずにすぐに辞めてしまう人を除けば、大半は黒帯を取得までは頑張っています。
黒帯は最短で2年で取得可能です
真面目に練習をし、そこに少しのセンスがあれば最短2年で黒帯を取得することはできます。
とはいえ、2年で取る人は稀であり平均的には3〜5年で取得しています。
特に子供は吸収が早いので、続けてさえいれば簡単に黒帯にはなれます。
しかし、大人になってから空手を始めると、黒帯取得のハードルは少しだけ上がるかもしれません。
なぜなら、大人になってから空手を始めるのはちょっぴり大変だからです。
そのことについては「空手を大人になってから始めると結構ツライです。 」で解説しています。
なお、大人になってから始めたとしても、継続ができれば黒帯の取得はできます。
黒帯を取りにくい道場もあります
もし、これから空手の道場に通うかの検討をしている方は、道場選びは少しだけ慎重になった方が間違いありません。
なぜなら、道場によっては「昇級審査をあまりやらない道場」や「なかなか昇級できない厳しい道場」があるためです。
道場を選ぶときは、どのぐらい黒帯の生徒がいるかもチェックするといいかもしれません。
その他に、道場を選ぶ際の注意点については「近くの空手道場(教室)で大丈夫!?道場の選び方を教えます。」で解説しています。
黒帯だからといって強いとは限らない
ここまで黒帯を取るのは割と簡単であると説明しました。
黒帯取得までの道のりを少し整理します。
☆黒帯取得までの道のり☆
・昇級審査を複数回受け、1級を目指す。
→1級になると、次は昇段審査を受けることができるようになる。
・昇段審査に合格をして黒帯をゲット。
この昇段審査に合格する基準で最も重要視されることが「基本がしっかりできるようになっているかどうか」です。
言い換えると「黒帯=最低限の基本ができる人」ということです。
つまり、黒帯を持っているからといって強いとは限りません。
空手は黒帯を取ってからが本番なのです。
なお、黒帯を取るコツについては「空手の帯の色にはどんな意味があるのかを徹底解説!」で解説しています。
あなたも黒帯を目指せます
これから空手を始めようかと思っている人は、まずは黒帯を目指すといいかもしれません。
ただ、黒帯を取得する難易度は低いといっても、以下のことを守ることがとても大事です。
☆黒帯を取るために守ること☆
・継続すること
・指導者に教えられたことを常に心掛け、向上心を持つこと
・楽しんでやること
もちろん、黒帯を取ったり試合に出たりするのみが空手ではありません。
ダイエットや健康にも空手は効果的です。
また、道場に通うことに抵抗がある人は、独学でも大丈夫です。
空手は誰でもできますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。