どこの高校や大学の空手部が強いのかな?進学先を選ぶ参考にしたい。
こういった疑問にお答えします。
本記事では、2026年のインターハイ・全国高校選抜と2025年の全日本大学空手道選手権の結果をもとに、いま空手部が強い高校と大学をご紹介します。
本記事の内容
- 空手部が強い高校(2026年の全国大会の結果から)
- 空手部が強い大学(2025年の全日本大学選手権の結果から)
- 強豪校に進学する前に知っておきたいこと
筆者は空手の指導者で、競技者としては世界大会での優勝経験があります。
競技者目線と指導者目線の両方の観点とその経験も交えて解説します。
空手部が強い高校【2026年版】
高校の全国大会は、毎年3月の全国高等学校空手道選抜大会(以下、選抜)と、8月の全国高等学校空手道選手権大会(インターハイ)の2つが中心です。2026年のインターハイは兵庫県姫路市の兵庫県立武道館で行われました。
まずは2026年の主な結果をまとめます。
| 種目 | 選抜(2026年3月)優勝 | インターハイ(2026年8月)優勝 |
|---|---|---|
| 男子団体組手 | 高松中央(香川) | 高松中央(香川) |
| 女子団体組手 | 御殿場西(静岡) | 御殿場西(静岡) |
| 男子団体形 | 浪速(大阪) | ― |
| 女子団体形 | 八雲学園(東京) | ― |
| 男子個人形 | ― | 魚谷侑輝(浪速) |
| 女子個人形 | ― | 伊藤わかな(城南学園) |
| 男子個人組手 | ― | 鈴木愛翔(日本航空) |
| 女子個人組手 | ― | 西村まりあ(済美) |
※選抜の団体組手は5人制の結果です。「―」は本記事で扱っていない種目です。
この結果から、特に実績が目立つ高校をご紹介します。
空手部強豪校その①:高松中央高等学校(香川県)
2026年は男子団体組手で選抜とインターハイの春夏連覇を達成しました。インターハイでは女子団体組手も準優勝、個人組手でも男子3位・女子準優勝と、男女ともに組手の層の厚さは全国トップクラスです。
空手部強豪校その②:御殿場西高等学校(静岡県)
2026年は女子団体組手で選抜とインターハイの春夏連覇。女子組手で日本一を目指すなら、まず名前が挙がる学校です。
空手部強豪校その③:浪速高等学校(大阪府)
選抜では男子団体形で優勝、男子団体組手でも準優勝。インターハイでも男子団体組手準優勝、男子個人形で優勝と、形と組手の両方で結果を出している数少ない学校です。
空手部強豪校その④:日本航空高等学校(山梨県)
インターハイで男子個人組手優勝、男女の団体組手でともに3位、女子個人形でも3位に入りました。男女・形・組手と幅広く上位に入っています。
空手部強豪校その⑤:世田谷学園高等学校(東京都)
選抜で男子団体形3位、インターハイでは男子団体組手3位と男子個人形3位。男子の形と組手の両方で全国上位に入っています。
空手部強豪校その⑥:八雲学園高等学校(東京都)
選抜で女子団体形優勝、インターハイでも女子個人形3位。女子の形で強さを見せています。
空手部強豪校その⑦:大阪学芸高等学校(大阪府)
選抜で女子団体形準優勝、インターハイでは女子個人形準優勝と女子団体組手3位。女子の形・組手の両方で上位に入っています。
空手部強豪校その⑧:城南学園高等学校(大阪府)
インターハイで女子個人形優勝、選抜でも女子団体形3位。女子の形の強豪です。
そのほかの上位校
このほか、選抜の女子団体組手で準優勝の小松大谷(石川県)と3位の京都外大西(京都府)、男子団体組手(5人制)3位の拓殖大学紅陵(千葉県)、インターハイの女子個人組手で3位の福井工業大学附属福井(福井県)なども全国上位の常連です。
また選抜の団体組手には3人制の部もあり、2026年は男子が箕島(和歌山県)、女子が近畿大学附属広島高校福山校(広島県)が優勝しています。
強豪校は練習量だけでなく、指導者の方針や寮の有無も大きく違います。
また、近年では特に食事コントロールにも力を入れている学校も増えてきました。
気になる学校は、必ず一度練習を見学しておきましょう。
空手部が強い大学【2026年版】
大学の団体戦で最も大きな大会は、毎年11月に日本武道館で行われる全日本大学空手道選手権大会です。2025年11月16日の第69回大会の結果は次のとおりです。
| 種目 | 優勝 | 準優勝 | 3位 |
|---|---|---|---|
| 男子団体組手 | 帝京大学 | 京都産業大学 | 近畿大学工学部、法政大学 |
| 女子団体組手 | 中部学院大学 | 帝京大学 | 京都産業大学、法政大学 |
| 女子団体形 | 帝京大学 | 国士舘大学 | 駒澤大学ほか |
| 男子団体形 | 帝京大学 | 国士舘大学、駒澤大学、同志社大学が上位 | |
空手部強豪大学その①:帝京大学
2025年の全日本大学選手権で男子団体組手・男子団体形・女子団体形の3冠、女子団体組手も準優勝。形・組手・男女のすべてで頂点を争う、現在の大学空手の中心です。
空手部強豪大学その②:京都産業大学
男子団体組手で準優勝。決勝の帝京大学戦は2勝2敗1分で、ポイント差での惜敗でした。女子団体組手も3位で、関西の組手の強豪です。
空手部強豪大学その③:中部学院大学
2025年の全日本大学選手権で女子団体組手を初制覇。準決勝では京都産業大学に2勝0敗で勝っています。いま勢いのある大学です。
空手部強豪大学その④:法政大学
男女の団体組手でともに3位。男女そろって全国上位に入る組手の強豪です。
空手部強豪大学その⑤:国士舘大学
女子団体形で準優勝、男子団体形でも上位。形の強豪として知られています。
空手部強豪大学その⑥:駒澤大学
男女の団体形でともに上位に入っています。形に力を入れたい人は要チェックです。
空手部強豪大学その⑦:近畿大学
2025年は近畿大学工学部が男子団体組手で3位。2023年の第67回大会では、近大工学部が男子団体組手を無敗で完全優勝しています。
このほか、団体形で上位の同志社大学も、伝統的な強豪校の一つです。
強豪校に進学する前に知っておきたいこと
強い学校に行けば強くなれる、とは限りません。進学先を選ぶときは、次の3つを確認しておきましょう。
- 形と組手のどちらに強いか
同じ強豪校でも、組手中心の学校と形中心の学校があります。上の結果で、自分の種目の実績がある学校を選びましょう。 - 流派
形の選手は特に、自分の流派の指導者がいるかどうかが重要です。流派の違いは空手の流派一覧で解説しています。 - 部員数と試合に出られる可能性
部員が多い学校ほど、団体戦のメンバーに入る競争は激しくなります。
学校によってプレイスタイルが異なります。
自分に合っているところ、また理想な戦い方をする学校を見つけるため、試合に足を運び見学することをお勧めします。
また、強豪の中では目立つことができず試合に出れずに終わる選手も多く見てきました。
その辺りもしっかり考慮したいところです。
形の名前や種類を確認したい人は、空手の形(型)一覧もあわせてどうぞ。
よくある質問
空手の強豪校はどうやって決まるのですか?
高校は3月の全国選抜と8月のインターハイ、大学は11月の全日本大学選手権の団体戦の結果で語られることが多いです。毎年入れ替わりがあるので、最新の結果を確認するのが確実です。
高校と大学で強豪校は同じですか?
違います。たとえば2026年の高校では高松中央や御殿場西、2025年の大学では帝京大学が目立ちましたが、別の学校です。ただ、帝京のように高校と大学の両方に空手部がある学校もあります。
まとめ
- 高校は、2026年に男子団体組手で春夏連覇の高松中央と、女子団体組手で春夏連覇の御殿場西が二強。形では浪速、八雲学園、城南学園が目立ちます。
- 大学は、2025年の全日本大学選手権で3冠の帝京大学が頭一つ抜けています。女子組手では中部学院大学が初優勝しました。
- 進学先は、実績だけでなく種目・流派・部員数で選びましょう。
本記事の結果は、2026年8月時点の情報です。最新の大会結果が出しだい更新します。
出典:全日本空手道連盟、月刊空手道(karatedo.co.jp)、UNIVAS、京都産業大学の各公式発表
