空手にまつわるお話

空手で必要な筋肉をつける方法【空手でどのように筋肉がつくのか】

空手をするとどのように筋肉がつくのかな?
また、空手に必要な筋肉も知りたいなぁ。

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

・空手をするとどのように筋肉がつくのか
・空手での筋肉の必要性について

・空手に必要な筋肉とポイント

この記事を読むことで、空手と筋肉の関わりを理解し、今後の稽古に活かすことで効率的に強くなることができます。

空手でどのように筋肉がつくのか

まず、空手の稽古でどのように筋肉がつくかを紐解きます。

空手で筋肉はバランス良くつきます

空手の稽古のみではボディビルダーのようなゴリマッチョにはなりません。

バランスの良い筋肉がつきます

空手は全身を使います。
そのため、まんべんなく筋肉がつきます。

突く動作→上半身の筋肉が鍛えられる

蹴る動作や踏み込む動作→下半身の筋肉が鍛えられる

このように、器具を使わない"自重"の動きとなるため、ゴリマッチョにはなりませんが、全身を使うため綺麗な筋肉がまんべんなくつきます。

空手で筋肉は必要か?

結論からいうと、子供は筋肉が少なくても勝てますが、大人は少しあった方がいいです。

子供と大人で筋肉の重要性が異なる

空手は子供と大人で戦い方が違います。

形→子供は力強さよりキメやスピードが重要だが、大人は力強さが必須。

組手→子供は過度な接触による違反が厳しいため、力が必要ない。

このように、年代によって筋肉の重要性は異なります。
子供の頃には敏捷性やバランス感覚を鍛えるなど、優先させた方が良いトレーニングを見極めましょう。

なお、詳しくは「空手で筋トレは逆効果!?【年代によって重要度が違います】」で解説しています。

組手は筋肉も大事ですが、フットワークの強化が強く求められています

組手をする上でスピードを阻害しない筋肉ならあった方が良いですが、現代の空手はフットワーク力が強く求められています。

数年前まで海外選手は"不器用な空手"という印象がありましたが、近年は器用で上手な選手が非常に多くなりました。

 

日本は「精神論」を重視する傾向にある中、海外は「技術」を重視しています。

オリンピックを機に、その流れがさらに加速し技術がどんどん進化をしています。
この流れに置いて行かれないためには、「技術」を重視したトレーニングを取り入れていく必要があります。

 

なお、トレーニングの方法と道具については「【空手】道具を使ったトレーニング方法【楽しみながら強くなる】」でご紹介しています。

形の選手は筋トレは慎重にするべきです

筋トレのしすぎでスピードが遅くなった形の選手をみたことがあります。
全日本選手権大会に出場するほどの、いわば形のプロ選手だったにも関わらず、筋肉をつけすぎてスピードが遅くなってしまっていました。

形は適度に筋肉を鍛えるのはとても大事ですが、それはあくまで"補助"であると考えるべきです。

筋トレで近道をするのではなく、効率的に改善を繰り返すことが最善です。

形の効率的な練習方法については「空手の形の練習方法【これで確実に上達します】」で解説しています。
形の試合で勝ちたいなら、「空手の形の試合で勝つ方法【知らないと損です】」は必読です。

空手で筋肉は必要ないのか

結論からいうと、空手はまんべんなく筋肉をつけるのが望ましいです。

筋肉の種類は2種類あり、空手はどちらも重要です

筋肉の種類と特性は次のとおりです。

筋肉の種類①:速筋(短距離走に必要な筋肉)
→瞬時に力を発揮する筋肉。空手では踏み込みの強さや、当たり負けない強い一撃を放つ時に使用する。速筋を鍛えると筋肉が膨らみが見られる。

筋肉の種類②:遅筋(長距離走に必要な筋肉)
→有酸素運動をするときに使用する持久力の筋肉。試合の後半で筋肉がバテないように鍛えることが大事。速筋は見た目に与える影響が少ない。

空手は踏み込む強さや、一撃を放つ強さを出すために速筋が重要に思えます。

しかし、組手は1試合3分間あり、形も1回で2分を超えるものがあります。

さらに、1日に何試合もすることもあるため、後半になって筋肉がバテないように遅筋も育てておく必要があります。

空手に必要な筋肉のつけ方

空手に必要な筋肉は次のことに気をつけて鍛えると失敗を避けることができます。

・空手の稽古を頑張り筋肉をつけるのが基本。
・筋トレはあくまで補助として行う。
・ダンベルなどの器具を使用するのは失敗のリスクがあるので慎重に。
・食事にも気をつける。
・たんぱく質は大事なのでプロテインを摂取するのが良いかも。

食事について考え直す

本気で勝ちたいなら、食事から変えていくべきです。
なぜなら人間の身体は、食事や水分摂取からできているためです。

「バランス良く」という耳にタコができるほど聞いた言葉は重要ですが、継続するとなると結構難しいです。

そのため、これから食事に気をつけようという人は「たんぱく質と野菜をちゃんと食べること」を心掛ければOKです。

ちなみに、たんぱく質の摂取はプロテインがとても良いです。

プロテインには大きく3つの種類がありますが、運動直後のたんぱく質の吸収が早いとされる「ホエイプロテイン」を選べば間違いないと思います。

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