この記事では、こういったお悩みを解決します。
本記事の内容
・空手のための道具を使ったトレーニング方法
・トレーニング道具の紹介
・道具を用いてトレーニングを行うメリット
空手の道具を使ったトレーニング方法
空手に限らずですが、余計な筋肉をつけると逆効果になってしまうことがあります。
そのため、闇雲に筋トレをしたところで強くなるとは限りません。
この記事では、空手にとって無駄のない身体能力を鍛える方法とその道具をご紹介します。
トレーニング方法
トレーニングの方法は文章で理解するのが大変だと思うので、参考になるトレーニング方法の動画を探しました。
あの「ラファエル・アガイエフ選手」所属のアゼルバイジャンチームの練習
このトレーニングを真似しない手はありません。
選手のレベルが高いことは見てすぐにわかります。
フットワークと体幹、脚力、体力が同時に鍛えられる素晴らしいトレーニングです。
コーン×ラダー×ハードルのトレーニング
このトレーニングは初心者でも取り組みやすいです。
推測ですが、この動画を拝見する限りだと、選手たちはまだこのトレーニングに慣れていないようです。
素早くフットワークができるようになるまで、繰り返しトレーニングしてみましょう。
ラダー×ハードルのトレーニング
この動画の領域までフットワークを軽くするのは至難の技ですが、とても良いトレーニングです。
フットワークを鍛えるだけで、組手での技のバリエーションも増えます。
子供から大人まで取り入れたいトレーニングです。
トレーニング道具
トレーニング道具は比較的安価に揃えることができます。
ハードル
組手のフットワークを鍛えるとともに、バネも磨くことができます。
ハードルを練習に取り入れている道場はまだ少ないです。
いち早く手に入れることで、ライバルと差をつけることができるかもしれません。
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トレーニングラダー
トレーニングラダーはフットワークのトレーニングでは王道です。
一つあるだけで、トレーニングメニューが豊富になります。
持っておいて損はないはず。
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トレーニングコーン
アイデア次第で使い道が無限大に広がります。
空手のフットワークトレーニングと非常に相性が良いアイテムです。
(おしゃれなナイキをピックアップしました。)
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ステップリング
ステップリングを活用することで、複雑なステップでも理解しやすくなります。
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☆ステップリングの使い方の例☆
手順①:前後に2つをくっ付けてリングを設置する。
手順②:前足を奥のリングにステップした後、手前のリングまで後ろ足を引きつける。
手順③:刻み突きを放つ。
※先ほどの動画内にもあったトレーニング方法です。
トレーニングチューブ
突きや蹴りの筋力を無駄なく付けることができます。
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使用方法の例は次のとおりです。
手順①:トレーニングをする人が末端を握る
手順②:トレーニングをする人の後ろ側に、誰かがチューブの反対側を引っ張る
手順③:程よく負荷がかかった状態で突く(蹴る)
音楽を聴きながらのトレーニング
音楽を聴きながら運動をすると、普段以上の能力が出るという研究結果があり、論文で証明されています。
空手においても、ウォーミングアップや打ち込みの時に流すことで、選手の力を引き出せるだけではなく、練習が盛り上がるためチームワークの強化にも繋がります。
なお、詳しくは「スポーツの能力は音楽によって引き出せます!【効果は論文でも証明】」で解説しています。
道具を使ってトレーニングをするメリット
道具を使ってのトレーニングには効果がたくさんあります。
・メリット①:効率的に身体能力を上げることができる
・メリット②:練習のマンネリ化を防ぎ、楽しく練習ができる
・メリット③:チームとして一体感が生まれる
では、これらを紐解いていきます。
メリット①:効率的に身体能力を上げることができる
空手に長く携わっている方ならご承知のことと思いますが、組手のスタイルは今と昔では大きく変わりました。
現代の空手はフットワークがとても軽く、技も多彩です。
進化を続ける現代の空手に食らいついていくには、これまでの"空手の稽古"だけではなく、空手に特化したトレーニングを行う必要が出てきました。
そこで、この記事でご紹介したようなトレーニングを行うことで、効率的に身体能力を上げることができます。
★筋トレはここに注意です★
無駄な筋肉をつけてしまうと、スピードが遅くなるなどのデメリットを生じることがあります。
ダンベルなどの器具を使っての筋トレは慎重に行なってください。
参考≫空手で筋トレは逆効果!?【年代によって重要度が違います】
メリット②:練習のマンネリ化を防ぎ、楽しく練習ができる
ここ、結構重要です。
練習中にトレーニング道具を出すと、子供達が目を輝かせて楽しそうな笑顔を見せてくれることがあります。
空手は球技のように道具を使わないので、達成感が感じにくい競技です。
道具を使ったトレーニングは練習のマンネリ化を防ぐだけでなく、リフレッシュになりつつ鍛えることができます。
メリット③:チームとして一体感が生まれる
道具を使ったトレーニングをすることで、練習が盛り上がりチームとしての一体感が生まれます。
ただ、空手は個人で戦うため、チームスポーツと比べると"チーム力"を重視していない道場が多いです。
しかし、空手においてもチームとしての一体感を育てることで、良い効果を得ることが期待できます。
チーム力を強くするメリット
・選手同士で教え合うなど、より成長ができる
・チームが盛り上がると、生徒のやる気も向上する
・試合に行った時に連携がスムーズにできるようになる
空手は個人の能力を育てることに注力してしまいがちですが、チームの一体感が生まれることによるメリットは大きいです。
試合に行くと「強い道場や学校は結束力がある」と感じたことはありませんか?
ぜひ、道具を使ったトレーニングにより、チーム力を鍛えてみませんか?