また、審査に落ちることもあるのかな?
ついでに、審査の基準も知りたいなぁ。
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
・昇級審査で飛び級はあるのか?
・昇級審査で落ちることはあるのか?
本記事の信頼性
さて、先日に下記のツイートをしました。
「昇級審査のコツは基本をしっかりと練習すること」です🥋
— 猫人間空手マン@空手情報サイト代表 (@NekoKarateMan) March 8, 2020
普段から基本をしっかり練習しておけばスムーズに昇級できます。
とある道場の昇級審査についての会議に参加したことがあり、さらに私自身四段をもっているので、割と信憑性はあるかなと思います😌
普段から基本をしっかり練習しておけばスムーズに昇級できます。
とある道場の昇級審査についての会議に参加したことがあり、さらに私自身四段をもっているので、割と信憑性はあるかなと思います😌
では、昇級審査の基準を決める会議に出席した経験を元にわかりやすく解説していきます。
空手の昇級審査の基準やコツなど詳しく解説
空手を始めると「黒帯の取得」が目標になります。
その黒帯を取るためには、昇級審査を何回も受け、ようやく1級になると昇段審査を受ける資格を得ます。
そして、昇段審査に合格することで、晴れて黒帯をしめることができます。
しかし、この昇級審査は受ける方はどのように審査されているかがわかりづらいです。
そこで、空手の昇級審査について深掘りしつつ解説します。
空手の昇級審査の基準とコツ
昇級審査といっても、道場や流派などにより基準は異なります。
とはいえ、どこも同じような点に気をつければOKです。
道場や流派によって審査内容は違います
・移動基本
・形
・約束組手(基本一本組手)
・自由組手
これらの審査項目がありますが、道場や流派によってどれを審査するかは異なります。
最も王道な組み合わせは「基本」「形」「約束組手or自由組手」という組み合わせです。
また、昇段審査では「形を複数回」と「自由組手」という組み合わせが最もメジャーです。
昇級審査の基準とコツ
昇級審査の基準も道場や流派によってマチマチです。
良くある基準としては「8級の人は平安二段の形がしっかりできること」のように形が指標となっていることが多いです。
基本が上手にできれば、スムーズに昇級することができます。
また、昇級審査で行う形は基本の形(平安やピンアン、ゲキサイ)が主です。
これらの基本形は「基本が組み合わさっている形」であるため、基本がしっかりとできていれば自然とある程度できます。
さらに、約束組手(基本一本組手)も同様に、基本ができていればある程度できます。
つまり、基本をしっかりと日頃から練習をしていれば、昇級審査はイージーです。
なお、その他は次のような点を心掛けるといいでしょう。
・礼などの作法が美しくできるようにする
・自信を持って堂々と行う(もじもじしない)
・目付け(目線)をしっかりと行う
・自由組手は積極的に技を出す(手数が少ないと評価されにくいです)
これらを審査の時だけ気をつけようとするのではなく、日頃の練習からしっかりと心がけましょう。
参考となる書籍を貼っておきます
🥋DVDで学ぶ空手道【目指せ黒帯!昇級審査対策完全マニュアル】
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🥋マンガでたのしくわかる!【空手DVD付き】
内容も初心者向けにまとまっており、楽しみながら読むことができます。
[itemlink post_id="2621"]
昇級審査料金の相場
これも道場や流派などによって異なりますが、相場は4,000円〜8,000円ぐらいが相場です。
昇段審査料となると、さらに高くなります。
《参考:全日本空手道連盟 昇段審査料と登録料》
・初段 17,000 円(登録料込み)
・二段 19,000 円(登録料込み)
・三段 21,000 円 (登録料込み)
・四段 23,000 円(合格者登録料は別途25,000 円)
・五段 24,000 円(合格者登録料は別途35,000 円)
この他にも「流派の段位」などあります。
全日本空手道連盟の段位を取得していれば、流派の段位へは移行可能です。
ただし、移行には登録料がかかります。
流派の段位は、初段より先を取得するメリットがほとんどないと思うので、取らなくてもいいです。
また、「少年の段位」と「一般の段位」などがあり、少しだけ複雑です。(中学生までが少年の段位、高校生からが一般の段位です)
道場によって方針が異なるので、疑問な点は道場の先生に確認しましょう。
空手の昇級審査に飛び級はあるのか?
結論からいうと、昇級審査に飛び級はあります。
どんなに飛び級をしても3級分
基本は1級、良くても2級ぐらい上がると考えておくといいでしょう。
年間で受けることができる回数は2,3回なので、3〜4年程続ければ1級にはなれます。
ただ、道場の練習だけでなく、家でも自主練習をするなどの努力をしていれば、3級の飛び級も可能です。
そのぐらいやる気がある生徒は、最短2年で黒帯の取得も可能です。
空手の昇級審査で落ちることはあるのか?
昇級審査で落ちることは、ほぼほぼないです。
もし、あるとすれば「練習をずっとサボっていた」などのそれなりの理由があるはずです。
普通に道場に通っていたら、例え運動神経が良くないとしても昇級審査で落ちることはないのでご安心ください。
ただ、昇段審査となると、残念ながら落ちる可能性もあります。
1回で昇段審査に合格する人も多いですが、2〜3回受けてようやく合格する人もいます。
落ちたからといって悔やまずに、また練習に励みましょう。
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