ほどけない帯の結び方を知りたいなぁ。
こういった疑問に対し、図解でお答えします。
空手の帯の結び方にはいくつか種類がありますが、大きく2種類あると覚えておけばOKです。
・基本となる結び方
・ほどけない結び方
このうち「基本となる結び方」は確実に覚えた方がいいです。
そして、「基本となる結び方」ができるようになったら「ほどけない結び方」を覚えることはとても簡単です。
※当サイト「SORUSH!!」は伝統派空手(スポーツ空手ともいわれる)を専門で取り扱っています。
伝統派空手とはオリンピック種目になった空手です。
空手の帯の結び方を図解します
上でも述べたとおり、帯の結び方は2種類。
・基本となる結び方
・ほどけない結び方
また、帯は背中で交差させるのですが、その方法も2種類あります。
・基本となる交差方法
・クロスさせる方法
では、それぞれ図解します。
空手の帯の結び方【基本の方法】
では、まずは基本となる帯の結び方を解説します。
まず、完成したとき「道着の名前の刺繍」と「帯の名前の刺繍」を右側に揃えることが望ましいです。
なぜなら、道着に書かれた名前が右にあり、帯に書かれた名前が左にあるとチグハグな印象になってしまうためです。
そのためには、最初の結び始めで「帯の名前が刺繍されている方を左手」に持ちます。
この時、刺繍が入ってる方を外側にしてください。
また、帯の中央付近をおへその辺りに持ってくるようにします。
✔︎後ろで帯をクロスさせる2種類の方法
そのまま後ろで帯を交差して持ち替えるるのですが、2種類(基本のやり方/クロスさせるやり方)の方法があります。
まず覚えるべきは「基本となるやり方」です。
お腹から背中まで帯を持っていき、後ろで持ち替えます。
このとき、「片方の帯が、もう片方の帯の下側に重なる」ように交差させます。
この写真だと、もともと左手に持っていた方を、右側の帯の下を通しています。
クロスさせる方法は、後ろで持ち替えたあと、左右どちらの帯も上側にくるようにお腹の方まで持ってくる方法です。
こちらの結び方も、帯が主張されてかっこいいですが、まずは「基本となるやり方」を覚えておくと間違いがありません。
※クロスさせるやり方をよく思わない先生もいるためです。
後ろで交差した帯をお腹まで持ってきたら、ここでも交差をさせ左右持ち替えます。
上側に重なった帯を、下から最も内側を通します。
(ここまでは「ほどけない結び方」と同じ手順です。)
しっかりと両端を持って引っ張ります。
この時、左右の帯がだいたい同じぐらいの長さになるように調節するといいでしょう。
そして、ここで道着を整えます。
☆道着を整えるときのポイント☆
・上着の内側と外側の裾をきっちり揃える
・動きやすいよう、上着にゆとりを持たせる
ここまでくればもう少しです。
上から出ている帯を、そのまま上側になるよう交差させて輪っかを作ります。
そうしたら、この上の写真のように上側の帯を輪っかに通るように引っ張ります。
最後に「ギュッ」と締めて完成です。
空手の帯の結び方【ほどけない方法】
基本となる結び方は初心者でも簡単に結ぶことができる最もシンプルな方法ですが、少しほどけやすいという欠点があります。
ほどけてしまうのが気になるという方は、これからご紹介する方法を実践してみてください。
ただ、空手初心者の場合、左右の長さの調整が少し難しく感じるかもしれません。
なお、ほどけない結び方も途中までは同じです。
(クリックすると、そこまで戻ります)
その途中から解説します。
ここまできたら、下から出ている帯を少し長めにしてください。
次に、下から出ている帯を上から最も内側を通します。
少し長めにした理由はこれです。
次に写真のように交差をさせます。
そうしたら、先ほど作った輪っかに反対側の帯を通し、「ギュッ」と引っ張って完成です。
空手の帯の結び方はYouTubeでも解説しています
YouTubeでも帯の結び方を解説をしています。
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